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リスボン 七つの丘の街 ポルトガル・リスボンの旅
石畳の道を市電が走る
イメージ通りのヨーロッパの街並み
リスボンの人口は約56万人。日本で言えば杉並区ぐらいの人口だ。とても一国の首都とは思えないほどこじんまりとした街は、近代化が進んだヨーロッパの他の都市と比べると、まるで時が止まったような、のんびりとした田舎町の風情がある。丘が多いことから、「七つの丘の街」とも呼ばれており、古い石畳の道を市電やケーブルカーが走る町並みは、まるで「魔女の宅急便」の舞台のようだ。実際、「魔女の宅急便」は特定の街をモチーフにしているわけではないようだが、ストックホルムやアイルランドなどに加えて、リスボンの街並みもモデルのひとつとしてあげられている。
ただ街並みを歩くのが面白い
リスボンの下町アルファマ地区
1755年のリスボン大地震でリスボンの街は壊滅的な打撃を受けたが、その時に被害を受けずに残ったのがアルファマ地区だ。アルファマというアラビア語風の名前からもわかるとおり、かつてイベリア半島がイスラム教徒によって統治されていた頃に作られた街で、アラブ風の迷路のような細い路地が続く街並みが特徴。特に何があるわけでもないが、ポルトガル音楽のファドが聞ける酒場や、軒先でポルトガル名物のイワシの塩焼きを焼く風景などを目にすることもでき、街並みを歩く旅にはうってつけの街だ。
サン・ジョルジェ城から眺める
リスボンの美しい街並み
七つの丘の街・リスボンは、その名の通り丘が多いため、丘の上から街並みを眺めるスポットも多い。そんな展望スポットのひとつがサン・ジョルジェ城だ。紀元前にまで歴史を遡るリスボンで最も古い城で、ここからリスボン一の繁華街・バイシャや、アルファマ同様古い丘の街であるバイロ・アルト、そして遠くテージョ川の河口にかかる4月25日橋まで一望できる。どこまでもオレンジ色の屋根が連なる古い街と、その先に大西洋が広がる風景は、ついつい似たような構図で写真を撮りまくりたくなってしまう。
テージョ川を渡るフェリーが行き交う
コメルシオ広場の風景
コメルシオ広場はリスボン地震まで建っていた宮殿の前の広場。この広場は陸に向けては宮殿広場だが、テージョ川に向けては船着き場でもある。テージョ川の対岸へは橋もつながっているが、フェリーを使っても約10分で渡ることができる。フェリー乗り場付近は市民の憩いの場になっていて、大西洋につながるテージョ川の流れを眺める人々で賑わっている。コメルシオとは貿易という意味で、この広場から大航海時代が始まり、そして日本にもやってきたと考えれると感慨深いものがある。
1543年に種子島にポルガル人が鉄砲を伝え、1584年に大友宗麟らが派遣した天正遣欧少年使節の一行がヨーロッパで最初に上陸したのがここリスボン。バッテラ、金平糖などポルトガル語を元にした日本語も多く、日本にとっては歴史的にヨーロッパで最も親密な国であり、文化的に似ている部分もあることから、リスボンを訪れるとどこか懐かしく親しみを覚える日本人も多い。